【宮崎大学医学科:湯浅祥平】各教科で使ってきた参考書と、使用時期・取り組み方まとめ(現役・浪人含む)

【宮崎大学医学科:湯浅祥平】各教科で使ってきた参考書と、使用時期・取り組み方まとめ(現役・浪人含む)

こんにちは!
宮崎大学医学部医学科の湯浅祥平です。
今回は、僕が受験生時代に各教科でどんな参考書を、いつ、どのように使っていたのか、僕自身の経験を交えながら、まるっとお話ししていきたいと思います!

参考書選びって、本当に悩みますよね。「あの有名な参考書を使えば間違いない!」「頭のいい友達が使っているから、自分も!」そんな風に考えて、つい手を伸ばしてしまう気持ち、僕もすっごくよく分かります。

でも、ちょっと待ってください。その選び方、もしかしたら遠回りになっているかもしれません。今日は、そんな参考書選びの「よくある思い込み」に、僕なりの視点から切り込んでいきたいと思います。


その参考書選び、目的を見失っていませんか?

本題に入る前に、まず一番伝えたいことがあります。それは、「その参考書を使って、どんな力を身につけたいのか」を自分でしっかり決めることが、何よりも大切だということです。

周りが使っているから、という理由だけで選ぶのは、言ってみれば「受験初心者」のやり方かもしれません。もちろん、それでも医学部に合格できちゃう賢い人たちもいるので、話がややこしくなるんですけどね(笑)。

でも基本的には、「今の自分に足りないのはこの力で、それを補うためにこの参考書を使うんだ」という目的意識を持つことが、合格への最短ルートだと僕は信じています。

それでは、この大原則を頭の片隅に置きながら、各教科の具体的な話に移っていきましょう!


教科別・僕の参考書奮闘記

国語:「とりあえず学校の教材」で十分。でも…

国語に関しては、基本的には学校で配られる教材で十分だと僕は思っています。古文や漢文の文法書、単語帳あたりは、学校で配られたものを信じてやり込めば、まず問題ないはずです。

ただ、僕が「これはちょっと問題だな」と感じていたのが現代文です。そこで僕がたどり着いた結論は、「とにかく問題に触れる量を増やす」という、とてもシンプルなものでした。古本屋で手に入る過去問などで量をこなし、「文章を論理的に読む」作業に頭を慣れさせていくことが効果的です。

英語:すべての道は「長文」に通ず

英語学習の中心に据えていたのが、「長文読解」でした。なぜなら、一つの長文に真剣に取り組むと、単語や文法、段落構成の把握など、英語に必要な力が全部まとめて鍛えられるからです。『やっておきたい英語長文700』のような歯ごたえのある長文を週2〜3題のペースで解き、終わったら必ず音読をしていました。学んだことをフル回転で思い出しながら読むことが、記憶定着の鍵です。

ちょこっと深掘り:単語帳と背景知識の話

単語帳の2冊目以降は、丸暗記ではなく辞書で語源を調べたり、例文ごと覚えたりしてイメージを深めるのがおすすめです。また、長文が頭に入らない時は、そのテーマに関する背景知識不足が原因かもしれません。様々な分野の文章に触れ、「知っていること」の引き出しを増やしておくことが、速読力や読解力に直結します。

数学:問題の「向こう側」を見る方法

数学で伝えたかったのは、「高校数学全体を、もっと高い視点から見渡せるようになろう」ということです。二次試験では、ただ解けるだけでなく、出題者の意図まで考える必要があります。

「二次試験レベルの問題と向き合うなら、出題者がこの問題で何を試そうとしているのか、その意図まで汲み取らなければならない。そして、『点数の取りどころ』まで見極める必要があるんだ」

この視点を養うため、基礎が固まったら『大学への数学』のような、問題の背景を深く考察している参考書を読んでみることをお勧めします。

理科(物理・化学):一人で悩む前に、まず聞こう!

物理

物理は、一人で理解しようとするより、先に人から教わった方が絶対に効率がいいです。まず授業や質問で理解の糸口を掴み、その後に参考書で知識を固めるのがおすすめです。そのためにも、『エッセンス』のような有名な参考書で、質問しやすい環境を作ることが大切です。

化学

学校教材と市販の『重要問題集』を併用し、外部模試などに対応できる応用力を養いました。『重要問題集』レベルを完璧にすれば、かなりの大学に対応できるはずです。

社会(日本史):医学部受験は「選択と集中」が命

僕は日本史選択でしたが、使っていたのは教科書と学校で買った参考書の2冊だけでした。

医学部受験の本質は、やっぱり英語と数学です。

社会科目は「最小限の教材で、効率よく乗り切る」という戦略的な視点を持つことが、医学部合格には不可欠だと僕は思います。


まとめ:あなただけの「最強の一冊」を見つけよう

参考書選びで一番大切なのは、流行りに流されることではなく、「今の自分には何が足りないのか」「どこを目指しているのか」を冷静に分析して、そのギャップを埋めてくれる「相棒」を見つけることです。

今、机に積まれている参考書を眺めながら、一度立ち止まって考えてみてください。「この一冊は、本当に今の自分に合っているだろうか?」と。

その冷静な一歩が、きっとあなたの合格をぐっと引き寄せてくれるはずです。

それでは、皆さんの受験勉強がうまくいくことを心から願っています。頑張ってください!


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