こんにちは！

宮崎大学医学部医学科のKです。

今回は、僕が受験生の時に実際に使っていた参考書について、教科ごとにお話ししたいと思います。本屋さんに行くと参考書がたくさんあって、どれを買えばいいか迷ってしまいますよね。でも、実は僕はほとんど新しい参考書を買わずに乗り切ったんです。今日はそのリアルな話をします。

僕の「参考書を買わない」基本戦略

周りの友達が新しい問題集や単語帳を持っているのを見ると、なんだか焦りますよね。僕もそうでした。でも、僕は周りの子たちより勉強時間が短い自覚があったので、「たくさん買っても、どうせやりきれないな」と思っていました。

だから僕の基本戦略は、「学校で配られた教材や、すでに持っている一冊を徹底的にやり込む」こと。そして、もし余力があれば、学校の自習室にある赤本を片っ端から解いてみる、というものでした。結果的に、この「浮気しない」戦略が僕には合っていたように思います。

各教科、この一冊（と学校の教材）で乗り切りました

国語：学校の教材だけで完結

まず国語ですが、これは自分で新しく参考書を買うことはありませんでした。古文単語帳なども含めて、すべて学校で配られたものを使い、授業の復習と模試の解き直しを中心に勉強していました。

数学：人生で一番やった『フォーカスゴールド』

数学は、定期テスト対策で使っていた『4ステップ』を答えを覚えてしまうくらいやり込んだ後、人生で一番時間を費やしたと言っても過言ではない、『フォーカスゴールド』に没頭しました。例題からステップアップ問題まで、本当にやり尽くしたと思います。それ以上のレベルの問題集には手を出さず、学校の自習室にある有名大学の赤本を、腕試し感覚で解いていました。

英語：相棒は『ターゲット』と『速読英熟語』

単語帳は『ターゲット』を隅から隅まで。長文読解用の参考書は特に買わず、リスニング対策も兼ねて『速読英熟語』をCDと一緒に使い倒しました。唯一、受験生になってから買ったのは、英作文対策の『ドラゴン・イングリッシュ』くらいです。

理科：物理は『良問の風』、化学は『セミナー』と教科書

物理は『良問の風』を3周はしました。問題の配置を覚えてしまうくらいやり込みましたね。化学は、学校で使っていた『セミナー化学』と、受験期に買った『重要問題集』が中心でした。ただ、化学で一番役に立ったのは、意外にも教科書だったかもしれません。何度も立ち返って読み込んでいました。

社会：定期テストの「貯金」で乗り切る

僕は社会が好きで、定期テストの勉強をかなりガチでやっていたので、受験期に新しく勉強することはほとんどありませんでした。模試の復習と、忘れていた部分をたまに見返す程度で十分でした。

というわけで

全体を通して、僕が使った参考書は本当に最低限だったと思います。それは、たくさんの本を中途半端にするよりも、与えられた一冊を完璧にやり切る方が自分には合っていると感じていたからです。

もし参考書選びに迷っているなら、新しい一冊に手を出す前に、今あなたの手元にある参考書をもう一度見直してみませんか？そこにまだ、吸収できる知識がたくさん眠っているかもしれませんよ。

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