【宮崎大学医学科:竹内壮吾】各教科で使ってきた参考書と、使用時期・取り組み方まとめ(現役・浪人含む)

【宮崎大学医学科:竹内壮吾】各教科で使ってきた参考書と、使用時期・取り組み方まとめ(現役・浪人含む)

こんにちは!
ローカルメディ講師で、宮崎大学医学科の竹内壮吾です。
僕は理系で物理・化学選択、そして浪人を経て今に至ります。

今回は、受験生なら誰もが一度は悩むであろう「参考書との付き合い方」について、僕が実際にどの参考書を、いつ、どのように使っていたか、そのリアルな話をしたいと思います。 「参考書は一冊を完璧にすべき」とよく言われますが、僕はたくさんの参考書を買い、それを何度も繰り返すスタイルで合格を掴みました。 この記事が、あなただけの「参考書の勝ちパターン」を見つけるヒントになれば嬉しいです。

僕が「参考書をたくさん買う」という戦略を選んだ理由

まず、僕の基本的な考え方をお話しさせてください。

浪人時代、予備校の先生から夏期講習や冬期講習の講座をたくさん取るように勧められました。でも、僕はそれよりも「自分で参考書を選んで、自分のペースで進める方が効率的だ」と考えていたんです。

その方が費用も安く済みますし、何より「今の自分に足りないもの」をピンポイントで補強できると思ったからです。

周りから見たら、「あいつ、参考書ばっかり買って意味ないんじゃないか」と思われていたかもしれません。でも、僕の中には「なぜ、この参考書が必要なのか」という明確な目的がありました。

  • たくさんの参考書を買うけれど、それぞれを何周もして完璧に仕上げる
  • 新しい参考書を買っても、すでに理解している部分は飛ばして、知らない知識だけを吸収する

このルールを徹底していたからこそ、「参考書の買いすぎ」がただの自己満足で終わらなかったんだと、今では思います。

【教科別】僕が実際に使った参考書と、その使い方

ここからは、僕が実際に使用した参考書を教科ごとにご紹介します。それぞれの参考書をどのような目的で、どのように使っていたのかをまとめました。

教科

分類

参考書名

使い方・ポイント

国語

現代文

『きめる!共通テスト現代文』

「解き方の軸」を作るために読み込んだ。

古文

『古文単語300』など

単語は毎日コツコツ。対策本は良いとこ取りで情報集約。

漢文

『早覚え速読法』

句法を学び、不足は模試で補充。

数学

基礎

『1対1対応の演習』

解法が瞬時に思い浮かぶまで反復。

応用

『プラチカ』、『やさしい理系数学』、『大学への数学(確率編)』

論理的な思考力を養成。

発展

『微積分の極意』

より深いアプローチを学び、理解度を向上。

英語

単語

『鉄壁』、『LEAP』

『鉄壁』一冊を完璧にすべきだったという反省点も。

英文解釈

『ポレポレ英文読解プロセス50』など

英文構造の理解が劇的に向上。

長文

『やっておきたい英語長文700』、『1000』

「1日1長文」を目標に毎日実践。

英作文

『ドラゴン・イングリッシュ』、『竹岡の英作文』

先生に添削してもらい、実践力を高めた。

理科

物理

『名門の森』、旧帝大の過去問

一冊を徹底的にやり込み、その後は過去問で演習。

化学

『重要問題集』、『福間の無機化学』、『鎌田の有機化学』

重要問題集を完璧にし、暗記分野は辞書として活用。知識を書き込み一元化。

国語:苦手な現代文は「解き方」から学びました

僕はとにかく現代文の「読み方」が苦手でした。なので、ただ問題演習をこなすのではなく、『きめる!共通テスト現代文』のような、「どうやって問題を解くか」という方法論が書かれている参考書を読み込みました。夏休み頃から毎日少しずつ触れることで、自分の中にブレない「解き方の軸」を作ることができたと思います。

数学:「解法暗記」に徹し、難関大レベルまで引き上げました

数学は、「解法をどれだけストックできるかの勝負」だと考えていました。まずは『1対1対応の演習』を、どの問題でも瞬時に解法が思い浮かぶレベルまで、何度も繰り返しました。基礎が固まった後は、『プラチカ』や『やさしい理系数学』といった、少しレベルの高い問題集に挑戦。さらに上のレベルを目指すために、『微積分の極意』にも手を出しました。

英語:一番の苦手科目は、量と質で克服しました

英語は僕の一番の苦手科目だったので、一番多くの参考書を使ったかもしれません。単語は『鉄壁』をメインに、英文解釈では『ポレポレ英文読解プロセス50』が僕の英語力を劇的に伸ばしてくれました。長文は『やっておきたい英語長文700』などを「1日1長文」を目標に毎日解いていました。

理科(物理・化学):一冊を極め、足りない知識を継ぎ足す

物理は『名門の森』を徹底的にやり込みました。化学は『重要問題集』を夏休み前までに完璧にし、無機・有機化学の暗記分野に関しては、『福間の無機化学』『鎌田の有機化学』を「辞書」として使い、模試などで新しく知った知識はすべてこの2冊に書き込んで、自分だけの「最強の参考書」を作っていました。

というわけで

今回は、僕が実際に使っていた参考書について、かなり具体的にご紹介しました。

たくさんの参考書の名前を挙げましたが、僕が一番伝えたいのは、「どの参考書を使うか」よりも「なぜ、それを使うのか」を自分でしっかり考えることの大切さです。

自分の弱点を正確に分析し、それを埋めるために必要な一冊を見つけ出す。

そのプロセスこそが、参考書を最大限に活用するための、一番の秘訣なのだと僕は思います。


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